■ナルミツ小話〈暑中見舞い〉
お友達にメルした暑中見舞いナルミツ小話をブログに投下。
なかなか更新できない日々にあるので、しばらくは、せめてブログに小話投下していこうと思います。汗。
見上げた空の青さに目眩のようなものを覚え、あぁ、と声が漏れた。
立ち尽くす私を追い越した足音が立ち止まり、今日は暑いね、と声をかける。
「もう夏だな」
暑いのは得意ではないのだよ、と付け足し視線を落とすと、真っ青なスーツの彼が笑った。
「ねぇ、コンビニでアイス買おうか」
冷たくて美味しいよ、と笑う彼が、なんだか妙に眩しくて目を細めると、彼が困ったように小さく笑った。
「…やっぱ、アイスやめとこう」
「なぜだ?」
ううん、と声を漏らしながら鼻の頭を掻いた彼が苦笑いを浮かべ、変な気分になっちゃうと困るからかなぁ、と呟いた。
「…君は年中、そんなことを考えているのか?」
「いや、そんなことないけど…」
ぐるりと周りを見渡した彼が一歩、私に近づき、に、て子どものように笑うと、私の鼻先をペロリと舐めた。
「な!君は!?」
ひらりと体を翻した彼が、御剣の汗はしょっぱいな、と言って笑い。
微かに漂った雄の匂いに、ぞくん、と。
胸の奥が甘く、がれた。
「成歩堂…予定は変更だ。今から君のマンションに向かうぞ」
驚いたように目を見開いた彼の横をすり抜け、大通りを目指す。
タクシーを止め、追い付いてきた彼の腕を掴んで引き寄せ、耳元に唇を寄せた。
「夏は、人を大胆にさせるのだよ」
タクシーに乗り込んだ私の背後で、まいったなぁ、と笑う彼の声が夏の空気に溶け込んだ。
なかなか更新できない日々にあるので、しばらくは、せめてブログに小話投下していこうと思います。汗。
見上げた空の青さに目眩のようなものを覚え、あぁ、と声が漏れた。
立ち尽くす私を追い越した足音が立ち止まり、今日は暑いね、と声をかける。
「もう夏だな」
暑いのは得意ではないのだよ、と付け足し視線を落とすと、真っ青なスーツの彼が笑った。
「ねぇ、コンビニでアイス買おうか」
冷たくて美味しいよ、と笑う彼が、なんだか妙に眩しくて目を細めると、彼が困ったように小さく笑った。
「…やっぱ、アイスやめとこう」
「なぜだ?」
ううん、と声を漏らしながら鼻の頭を掻いた彼が苦笑いを浮かべ、変な気分になっちゃうと困るからかなぁ、と呟いた。
「…君は年中、そんなことを考えているのか?」
「いや、そんなことないけど…」
ぐるりと周りを見渡した彼が一歩、私に近づき、に、て子どものように笑うと、私の鼻先をペロリと舐めた。
「な!君は!?」
ひらりと体を翻した彼が、御剣の汗はしょっぱいな、と言って笑い。
微かに漂った雄の匂いに、ぞくん、と。
胸の奥が甘く、がれた。
「成歩堂…予定は変更だ。今から君のマンションに向かうぞ」
驚いたように目を見開いた彼の横をすり抜け、大通りを目指す。
タクシーを止め、追い付いてきた彼の腕を掴んで引き寄せ、耳元に唇を寄せた。
「夏は、人を大胆にさせるのだよ」
タクシーに乗り込んだ私の背後で、まいったなぁ、と笑う彼の声が夏の空気に溶け込んだ。
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